児童センターでの感謝

先日、3ヶ月ぶりに児童センターに行って参りました。昨年までは月に3〜4回程行っていましたが、今年になってからは2ヶ月に1回くらいのペースになりました。というのも、他の児童センターにボランティアに行くようになったためなので、定期的にどちらかの児童センターには行けている状態です。

私が担当するのは土曜日になるので、児童センターにも子どもたちが多く来てくれます。ちなみに、私の地元では児童センターというものがなかったので、初めて児童センターの存在を知った時には、こんな素敵な場所があるのかと感動したのを覚えています。そんな児童センターにもボランティアに来るようになって早4年になります。4月以降初めて会った子もいますが、もう中学生になっていたようで。その子たちが小3の時から見てきましたので、時間の経つ早さを感じるとともに、小さかった子どもたちが中学生になったんだなぁと、ちょっぴり嬉しくも思いました。

児童センターは小学生から高校生、時間帯によっては乳幼児から幼児と遊ぶこともありますが、いずれにしても子どもと関わる上で大事なのは距離感だと感じています。これがなかなか難しいものでありますが、物理的な距離感だけでなく心理的な距離感のつめ方、これが重要です。子どもたちも大人として接してくるので、求められる対応のレベルはありますが、子どもに合わせた対応も必要です。いつも初めて会う子や、久しぶりに会う子、集団でいる子たちや一人でいる子、親といる子など、場面場面で全く変わってきます。

久しぶりの児童センターだったこともあるので、子どもたちの様子を見ながらぶらぶらしていたら、小学生の子たちとバスケをすることになりました。高学年の子たちは「絶対うまいからやだよ〜」と。私はスポーツが好きですがどうもバスケだけは苦手で、うまいという気持ちとは真逆にポンコツなわけです。低学年の子たちは「先生も入ってよ〜」というので、「バスケってなに?」とふざけて聞いたんです。そしたら、小学3年生の子が、「バスケは手でボールを持って、ドリブルしたりパスして、ゴールにシュートして入れるんだよ」と、ドリブルの仕方まで見せてくれたり、丁寧に教えてくれたのです。

「さすがにそれくらい知っとるよ」と思う自分もいましたが、「バスケってなに?」って聞いた自分に、すごく丁寧に教えてくれる小学3年生の子を見ていたら幸せな気持ちになりました。小学生の純粋な心に触れ、他人に対して思いやりを持って行動できる素敵な少年に心を打たれました。まるで子どもの時の自分を見ているよう、、、とはならず、自分が小学生の時は「大人なのにバスケも知らないの〜?」と生意気全開で答えていただろうなぁと思うと、今からでも遅くない!自分も他人を思いやる行動をしよう。そう思わせてくれました。

10月に入り、急に寒くなりましたが、少年の温かさに触れた児童センターでの出来事でした。子どもから学ぶことも沢山ありますね。少年よ、ありがとう!

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